薬剤師ならでは職業病10選!薬の成分がついつい気になってしまう!?

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どんな職業にも、職業病というものはつきものです。飲食業で働いている方であれば、自動ドアが開くとついつい「いらっしゃいませ」と言ってしまったり、お店のメニューが気になったりしてしまうでしょう。では、薬剤師の職業病にはどのようなものがあるのでしょうか?順にみていきましょう。

薬剤師の職業病10選

薬剤師の職業病といわれるものを、集めてみました。

1.薬の成分が気になる

薬剤師であれば、市販されているお薬の成分には精通しています。新しいお薬のCMを見ると、「どんな成分が入っているのだろう?」と、ついつい検索をしてしまいます。市販薬は医療用と比べると効果が低いものが多いので、時には成分を見てガッカリとしてしまうことも。

2.薬を飲んでいる人が気になる

薬剤師はお薬のエキスパートです。日常生活の中で、薬を飲んでいる人を目にすると、ついつい気になってしまいます。遠くから見ても、パッケージだけで何の薬を飲んでいるかわかる、なんてこともあります。何の病気の可能性があるのか、飲み合わせはどうか…などなど、様々なことを考えてしまいます。知らない人が間違った方法でお薬を飲んでいた場合には、「教えてあげたいけど話しかけられない!」という、もどかしい気持ちになることもあるのです。

3.7や14の倍数が気になる

薬剤師であれば、調剤においてウイークリー(1週間)処方を扱うことも。1日3回14日分のお薬であれば、1回1錠で42錠。1回2錠なら84錠となりますね。7、14、28、42、56…と、7の倍数や14の倍数を見ると、ついつい嬉しくなってしまうものです。九九では9の段までは多くの方が暗記していますが、14の倍数をスラスラ言えるのは、薬剤師くらいのものかもしれませんね。

4.健康食品に対して懐疑的

薬剤師は医薬品の知識だけでなく、健康食品のことも勉強しています。特定保健用食品や栄養機能食品であれば、有用性が認められていますが、それ以外のものはすぐには信用できないなんてことも。通販などを見ていると、様々な症状を改善することをうたった健康食品が売られています。成分を見ると、「この成分しか入っていないのに、この値段!?」と驚いてしまうこともあるのです。

5.粉を量るのが得意

薬剤師の業務の一つに、粉薬のを量ったり混ぜたりするものがあります。はじめはなかなかうまくできませんが、慣れてくると目分量でもかなりの精度で量れるようになってきます。このスキルは、料理をするときにも役立ちます。小麦粉や砂糖などの調味料を、普通の方よりも短時間で量ることができるでしょう。洗濯をするとき、粉洗剤を計量スプーンを使わずに、狙った量だけ出すなんてことも。

6.お大事にと言ってしまう

薬剤師は仕事をするうえで、患者さんに対してお薬や疾患の説明をします。お薬の悩みを解消してあげて、患者さんを見送るときに「お大事にどうぞ」とお声がけをします。友人と別れの挨拶をするときに、「またね」と言おうとして、ついつい「お大事に」と言ってしまうことも。同じような例として、「お客さん」のことを「患者さん」と言ってしまうということもありますね。

7.足がむくむ

薬剤師の多くは、立ったまま仕事をすることがほとんどです。慣れてしまえば気にならなくなりますが、やはり足はむくみがちなもの。特にドラッグストアなどでは、歩き回ることも多いので、繁忙期には足がパンパンになってしまいます。体質的にむくみが出やすい方は、特に注意が必要です。

8.目がかすむ

薬剤師の業務の一つに、薬歴の記入があります。これは医師でいうところのカルテ作成であり、とても大切な仕事です。患者さんの状態や併用薬、ご説明した内容や次回に確認すべき項目をまとめます。最近では電子薬歴の普及によって、パソコンを使用して薬歴を管理するようになりました。業務の中で多くの時間をパソコンの画面と向き合って過ごすこともあるので、かすみ目になってしまうことも。薬歴以外でも、お薬の説明書や辞書など、薬剤師は細かい文字を読むことの多いのです。

9.声がかれる

処方箋枚数の多い薬局では、ひたすら投薬(お薬の説明)を繰り返すということも。特に新人のうちは、薬の監査よりも投薬をする機会が多いため、声がかれてしまうこともあるのです。ご高齢の方が多い薬局では、大きな声でお話をするため、喉に負担がかかります。冬場などは患者さんが多く、空気も乾燥しているので、特に声がかれてしまいがちです。

10.親指が痛くなる

こちらは、一包化の多い施設で働く薬剤師さんに多いものです。PTPシートのお薬を開封して一包化をするとき、最も負担のかかる指は、親指です。一包化を一日中がんばった日には、親指の爪がはがれてしまうなんてことも。親指だけが痛くなる仕事なんてなかなか無いので、薬剤師以外の方に言うと不思議に思われることが多いものです。

職業病の対策は?

薬の成分が気になる、「お大事に」と言ってしまうといったものについては、対策はなかなか難しいもの。しかし、足のむくみや目のかすみといった職業病については、普段から簡単に対策することができるので、おススメの方法をご紹介していきます。

足がむくむ場合には

足がむくむ場合には、自宅でお風呂上りにマッサージをして、むくみを日々解消するようにしましょう。着圧ソックスやコンフォートサンダルを使用することも、効果的です。また、水分をためすぎないように、お手洗いを我慢しすぎないことも大切です。

目がかすむ場合には

目ががかすむ場合には、定期的に休憩をとり、遠くのものを見るようにしましょう。シアノコバラミンやネオスチグミンなど、ピント調節機能のある成分を含んだ目薬を使うことも効果的です。

声のかれには

声がかれるときは、マスクを使用して喉のうるおいを保つようにしましょう。また、定期的にうがいをすることも大切です。休憩時間にのど飴をなめるなど、喉をいたわるようにしましょう

まとめ

薬剤師の職業病について、ご紹介していきました。

職業病のなかには、日常生活で役立つものから、疲労に繋がってしまうものまであるので、うまく付き合っていかなくてはなりません。

また、薬剤師とひとくくりに言っても、職場によって働き方はさまざまなもの。今回は多くの薬剤師が当てはまりそうなものをチョイスしてみましたが、職場によってはさらに深刻な職業病があるかもしれませんね。

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