悩みがあって当然!一年目の新人薬剤師が順調に働くためのポイント

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薬剤師になって1年目。仕事がうまくいかずに悩んでいませんか?

難関の国家試験を突破して、ようやく薬剤師になれたものの、1年目にはさまざまな苦労が付きものです。

「思い通りの仕事ができない」「人間関係でつまずいてしまう」「ミスをしてしまい自信が持てない」ということもあるでしょう。

そこでここでは、1年目の薬剤師が順調に働くためのポイントをご紹介していきます。

1年目の薬剤師の抱える悩み

まずは、1年目の薬剤師が抱えている悩みにはどのようなものがあるのか、代表例をご紹介していきいます。ご自身の悩みと比べてみてください。

1.薬のことがわからない

薬学部で6年間(6年制薬学部の場合)にわたり薬の勉強をしているものの、学んだ知識をそのまま使うことはできません。持っている知識を生かしながら、現場で必要な知識を身に着けていきましょう。

「今日の治療薬」や添付文書をしっかりと確認して、まずは一般名・商品名・用法用量・適応症などを結びつけましょう。「薬効別服薬指導マニュアル」で服薬指導のポイントを押さえることも、おすすめです。わからないことはそのままにせず、その日のうちに解決することが重要です。

2.覚えることがたくさんある

1年目は薬剤師としてだけでなく、社会人としての経験もありません。薬や保険、施設のルールや業務フローだけでなく、マナーや接遇、言葉遣いなども勉強していかなくてはなりません。社会人になってから一人暮らしを始めた方は、プライベートにおいても覚えることがたくさんありますね。

覚えることが多すぎてパンクしてしまうこともあるので、しっかりとメモを取り、後で見返せるようにしておきましょう。また、すべてを完璧に覚えることは難しいので、優先順位を付けて覚えていくことがポイントです。

3.何をして良いかわからない

1年目は勝手に仕事をしていくわけにもいかないので、周りの指示を受けながら仕事を行います。指導薬剤師さんが指示をくれる場合もありますが、自分の仕事もあるので、常に面倒を見てくれるわけではありません。何をして良いのか分からず、困ってしまうということもあるでしょう。

そんな時には、周りのスタッフに何か手伝うことがないか、積極的に声をかけましょう。仕事か見つからないときには、整理整頓をする、清掃をする、調べものをするなどと、何もしないということは避けましょう。

4.ミスをしてしまう

1年目は経験が浅く知識も少ないため、仕事にミスは付きものです。緊張のあまり、普段はしないようなミスをしてしまうこともあります。「こんなミス普通しないよね?」ときつく怒られ、自信を無くしてしまうこともあるでしょう。

1年目でまだ自信がないときには、自分の判断だけで物事を決めないようにしましょう。少しでも不安があれば、周りのスタッフに確認をすることがおすすめです。忙しくて「あとにして!」と言われることもありますが、手の空いているスタッフを見つけたりして、うまく立ち回りましょう。

5.人間関係で苦労する

どんな職場でも、人間関係は悩みの原因になりがちです。特に1年目はまわりが知らない人ばかりなので、いろいろと気を遣うこともあります。歳が離れていることも多く、話題が見つからずに苦労することもあるでしょう。

まずは、日々のあいさつを心がけ、しっかりとコミュニケーションをとりましょう。笑顔で明るく接することが、良い印象を与えるためのポイントです。また、どんなに親しくなったとしても、職場の先輩は友人ではありません。礼儀は忘れないようにしましょう。

1年目の薬剤師が順調に働くための5つのポイント

1年目の薬剤師に悩みが多いことは、ここまでご説明したとおりです。では、そんなとき順調に働くためには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ここでも5つに分けてご紹介していきます。

1.あいさつを心がけコミュニケーションをとろう

どんな職場であっても、うまく働いていくためには、人間関係を良好に保つことが重要です。人間関係が良好な職場では、わからないことがあっても質問しやすく、リラックスした状態で仕事を覚えていくことができます。

そのためには、まずはあいさつを心がけましょう。あいさつをきっかけにコミュニケーションをとり、人間関係を深めましょう。また、なるべく好き嫌いをつくらず、多くの方と均等に接することがポイントです。

2.向上心を持って取り組もう

向上心を持って仕事に取り組むことは、1年目の薬剤師にとって非常に大切です。「早く一人前になりたい」という向上心を持っていれば、仕事を覚えるスピードも早まりす。まわりの先輩も、向上心のある後輩には積極的に指導をしてくれるものです。

若い内は体力も十分にあり、記憶力にも優れています。1年目のうちに身につけたスキルや知識は、今後の薬剤師人生においても力を発揮するので、面倒くさがらずに挑戦することがおすすめです。

3.過度な自信は禁物

自信を持って仕事に臨むことは、薬の専門家である薬剤師にとって重要です。しかし、経験が浅いうちから過度な自信を持つことは、避けるようにしましょう。医療ミスなどのトラブルを招くだけでなく、先輩からも「新人のくせに何?」と思われてしまい、人間関係にも支障をきたしかねません。

どんなに努力をしていても、周りからはまだ半人前に見られているということを忘れないことがポイントです。謙虚な気持ちと感謝の心を忘れずに、ひたむきに仕事に取り組むようにしましょう。

4.迷ったらすぐに誰かに聞こう

1年目のうちは慣れない仕事も多く、「これってどっちなんだろう?」と迷うこともあります。患者さんから知らない薬のことを聞かれ、回答に困ることもあるでしょう。そんなときには、自分だけの判断ですすめるのではなく、すぐに誰かに聞くようにしましょう。

ただし、同じ内容を何度も聞くことはNGなので、受け取った回答はしっかりとメモをして、いつでも確認できるようにしておきましょう。また、仕事の邪魔にならないよう、同じ人ばかりに集中せずにいろいろな人に聞くことがおすすめです。

5.努力している姿を見せよう

陰ながら努力することも素晴らしいことですが、努力している姿をまわりに見せることは、1年目の薬剤師にとって非常に重要です。頑張っていることで新しい仕事を任せてもらえたり、今後のキャリアアップにおいても有利になります。

ミスをしても「いつも頑張ってるから、次は大丈夫!」と励ましてもらえたり、体調不良のときも「頑張りすぎだから、今日くらいはゆっくり休んでいいよ」と、気を遣ってもらえるでしょう。

まとめ

1年目の新人薬剤師が順調に働くためのポイントをご紹介していきました。

新人のうちは失敗も多く、悩みをかかえてしまいがちです。環境が悪く「辞めてしまいたい」と考えることもあるでしょう。

そんなときはすぐ辞めようとするのではなく、ここでご紹介した内容を参考にしてみてください。

多くの悩みは時が来れば解決されるものばかりなので、しっかりと努力をして知識や経験を身につけて、一人前の薬剤師になってくださいね。

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